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ヨルダンという国

 ヨルダン・ハシェミテ王国は、面積9.8万km2で日本の約1/4)で人口が504万人で日本の約1/20です。首都は、NHKの中東関連のニュースなどでおなじみのアンマン(Amman)です。国民の人種は、意外にもパレスチナ人が約7割を占め、元々の住民であるベドウィン(遊牧民)系ヨルダン人は少数派という複雑な構成となっています。話す言語はアラビア語で英語も通用します。宗教はイスラム教徒が93%でキリスト教徒等も7%います。少数派のキリスト教徒にも十分配慮した政策を実施しています。気候は砂漠気候ですが、雨季と乾季があります。乾季の降雨量は殆どありませんが、雨季には多少降雨があり、雨季の終わり頃には、乾季の荒野が自生の花畑となり、非常に美しい景色が楽しめます。

 一人当たりのGNPは2,152ドル(2004年実績)でアフリカ諸国のようなLLDC(Least among Less Developed Countries(後発発展途上国))に比べると少し国民の生活に余裕があるように見えます。物価上昇率は、3.4%で比較的安定しています。失業率は14.8%と高めです。


          ヨルダンの地理的位置 ↓



ヨルダンの写真↓


首都アンマンの高級住宅街

アンマンのダウンタウン


アンマン中心部に聳えるローマ時代の劇場


任地イルビド近郊ウム・アル・ジマル遺跡の駱駝飼

ヨルダン国花
ブラックアイリス

短い春(3月)
幻想的な野生花畑

イルビド近郊の貯水ダム。ヨルダンの生命線

港町でリゾート地のアカバ。新婚旅行のメッカ

代表的アラブ料理
マックルーバ
アラブの朝食
意外にあっさり健康的

パーティのご馳走
ご飯料理が中心

イルビドのバスターミナル

イルビド市の中心部
教会とモスクが仲良く並んでいる

ラマダン(断食月)の夕方の一コマ。一種のお祭りなので子供たちの楽しみの一種なのです

配属先の大学構内のオリーブの実の収穫

地方に行くと伝統的衣装の人たちも多い

露天の野菜卸市場(ジェラシュ(聖書ではゲラサと称する)

羊飼い。この地域でのこの職業は4000年以上の歴史を誇る

アカバの海岸でキャンプした時の1コマ。地元青年と水タバコ